ホテルビジネスがなぜ伸びるのか byカゲテツ

ビジネス

めっきり朝が寒くなって、朝走っている人の数がどんどん減っているな〜と感じています。
気持ちはわかります。
影山です。

今日は、僕が「ホテルビジネスや観光ビジネス(エンタメ)は、今後チャンスが大きい」と、なぜ考えているかを話したいと思います。

大きく3つの理由から、この領域が伸びていくと思っています。

  • テクノロジーの発達で、空いている時間が増えていく
  • 経済レベルの発達で、空いている時間が増えていく
  • テクノロジーの発達で、働く場所を選ばない人が増える

それぞれについて話します。

まず、「テクノロジーの発達で、空いている時間が増えていく」についてです。
これは、今ニュースなどでもよく聞く話ですね。

例えば、ロボット掃除機が現れて、暇な時間が増えた人がいます。
僕の家にもロボット掃除機があって(ルンバが高くて買えなかったので、似た製品ですが…)、毎日掃除をしてくれます。
すると、人が行う掃除は、月1度やれば十分なくらいな状態になります。
今まで掃除に、週に合計1時間かけていたとすると、大幅に時間が短縮されます。
だって、「週に1時間=月に4時間=年に48時間=2日分」と考えられますからね!
ロボット掃除機がある人と、そうじゃない人は、年間2日分も差があるんです。

もっと身近な例で話すと、移動手段です。
自転車と徒歩の違い、電車と徒歩の違いを考えてみます。
それこそ昔は、徒歩しか移動手段はありませんでした。
それからテクノロジーが発達して、短い時間で移動できるようになりました。
昔の人々よりも僕達は、数日レベルでなく、数年レベルで自由な時間が増えているでしょう。

最近ではAIもでてきました。
今まで人がエクセルを使って分析していたものを、自動で分析してくれます(ただ、まだまだ今あるAIサービスは実質手動と変わらないものも多いですが)。
するとどうでしょう?
働いている人は生産性が高く仕事ができ、残業がなくなり、プライベートの時間が増えます。
今後は、どんどんAI技術が加速して「自由な空いている時間」が増えていくでしょう。

次に「経済レベルの発達で、空いている時間が増えていく」です。
既に日本では、これを感じるタイミングはあまり無いかもしれません。
しかし今、日本以外のアジア諸国では、過去の日本が経験していたことが起こっています。

わかりやすい例は、農業や漁業といった第一次産業から、サービス業やIT業といった第三次産業への変化です。
農業や漁業をしている人は、自然と対峙している為、365日仕事と隣り合わせでした。
一方、サービス業やIT業が増えていくと生産性が向上し、時間単価の給与が増えていきます。
すると、経済的・時間的にも余裕が出てくるので、観光(エンタメ)に時間を使うようになっていきます。

最後に「テクノロジーの発達で、働く場所を選ばない人が増える」です。
これは想像の通りで、パソコンの普及で、どこでも仕事ができる人が増えています。
フリーアドレスを採用している会社は、多くの場合は、パソコンさえあればどこでも仕事ができます。
打ち合わせも、オンラインでやる方が多い会社もあります。
今度Bullsでも、オンラインランチなるものをやります。これはオンラインでつないで(画面が見えるようにして)、ランチを食べるという試みです。場所が離れていても、コミュニケーションの向上を図れたらと思っています(結果はまた伝えますね)。

これからの時代、働きながら遊ぶ・働きながら旅行にいく人も増えるでしょう。
いつもと違う場所で仕事をすると、新しい発想が生まれますし、例えばホテルの部屋で仕事をすると、余計なものが無いので集中して仕事ができます。
今後は「どこでも働ける」からこそ、ホテルの活用は増えていくでしょう。

これらのことから、ホテルビジネスも観光(エンタメ)ビジネスも伸びると予想しています!
これは人が豊かになっている証拠で、楽しむことの選択肢が増えているということです。
僕たちは、そこを見据えて今のビジネスを仕掛けていく必要があり、より豊かな世界にするために、どんどん新しいビジネスをつくりだしたいと思います。

以上、影山からでした。

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