日本の株式も2極化しそうだなと思い、株式をよく見ています。
不動産会社などの二極化は結構はっきりしていて面白いので、是非見てみてください。
影山です。
今日は僕が考えている「強い不動産」についてお話しします。
ここについては、僕たちのビジネスを考える上で中心になっている考え方です。
まず、不動産を考えていく上で大切なポイントが2つあると思っています。
・不動産のマネタイズ方法
・不動産→動産化
それぞれを詳しく見ていきましょう。
まずは「不動産のマネタイズ方法」です。
ここではわかりやすく、僕たちも手掛けている“ホテル”を例でお伝えします。
僕はホテル自体はただの箱だと捉えています。
なので、この箱をどうやってマネタイズしていくかを考えています。
ホテルですので、一番わかり易いのが「宿泊」というマネタイズですね。
それ以外はどうでしょうか？
多くのホテルにはフロントがあります。
1階は無駄なスペースが多いはずです。
では、この場所をどうやってマネタイズをしていくかを考えます。
例えば、大きくスペースをとれるなら、ショップなどの「テナント」を入れるのも1つでしょう。
わかりやすく空間の有効活用です。
その他、宣伝をするという「広告」としてのマネタイズも1つあります。
こうやってホテル以外のマネタイズ方法が無いのかを考えます。
不動産はマネタイズポイントが1つしか無いことが多いですが、複数のマネタイズポイントを見つけることによって、収益アップやリスク分散に繋がります。
次に「不動産→動産化」についてです。
これは正確に言うと、不動産自体を動産にできるのではなく、必要なタイミングで不動産の中身を動かすことが重要だと考えています。
例えば、インバウンドをはじめ環境ビジネスが伸びるならホテル。
オフィスが伸びそうならオフィス。
商業施設が伸びそうなら商業などに、コストをかけずに用途を変更するということです。
今回僕たちはホテルをやっていますが、ホテルが厳しいと考え、オフィスやサロンに用途を変更しました。
この設計を入口でどこまでできるかは大きなポイントです。
マンションもタイミングをみてホテルに変換したり、1フロアを商業使いに変更する。
こうやって、不動産を市況環境に合わせることで収益を確保する。
これが変化の激しい今の時代にあった不動産の考え方ではないでしょうか。
僕たちはベンチャー企業として常にチャレンジをしています。
様々な変化に対応し、新しい「価値」を生み出していきたいと思っています。
今後も僕たちが考えている新しい価値などを順次発信していく予定です。
引き続き、よろしくお願いします。
以上、影山でした。
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