金融業界はもう古い?!金融業界の「イマ」 byカゲテツ

ビジネス

これからはチノパン・白シャツをデフォルトにしておこうと思って、白シャツ・チノパンを1週間分購入しました。(ジョブズ氏のパクリですね。)影山です。

最近注目を浴びている金融業界。そうFinTech周りについての考えを書きたいと思います。
アメリカを始め、FinTechは凄まじく伸びてますし、非常にチャンスが大きいマーケットだと思います。

金融は古い」「金融はレガシー」、テックについてはまだまだという言葉をよく耳にします。
ただ、個人的には、一部は正解で一部は不正解ではないかと思います。

例えば、株式市場を見てみて下さい。
ボタン一つで世界中で取引をしている人につながります。時間差もほとんどなく、株式を買うことができます。それって、すごい技術ではないかと思います。

顧客情報もCRMで確実に残す必要がありますし、そのためには盤石のシステムが必要です。
何ならプログラミング売買まであったりします。

どうでしょうか?すごいですよね。

金融業界は金融庁が規制が厳しく、参入障壁が高いといわれているため、他の業界に比べれば、会社の数が限られています。(それでも金融機関の数はまだまだ多すぎるという見方もありますが・・・)
社数が少ない上に、金融庁の規制も厳しいため、規格は統一化されやすく、テック化されている部分が多いのではないでしょうか。

逆にテック化があまり進んでいない部分としては、ディストリビュートの部分です。
そう、営業の部分です。
金融機関は数多くの支店を持っています。
これは、昔、お客様が金融機関に足を運んでくださる事が多く、支店を多く構えていることがマーケティングにおいて、正解となったからだと思います。
しかし、最近はどうでしょうか?

特に現役世代の人は、銀行の支店に足を運んだ記憶がないという人も多いのではないでしょうか。
実際多くのことがネットを通して、解決できるようになりました。
そうなると、支店網を持っているメリットがかなり低くなります。
にもかかわらず、まだまだ全国には多くの支店が存在している。
そして、手続きが煩雑・多くの書類を必要とする点などは、よくいう「レガシー」と言われる点ではないかと思います。

また、金融は不透明な部分も多く存在します。
例えば、債券などは、マーケットの透明性も低く、価格が不明瞭なところがあります。商品自体は決して悪いものではないのですが、見えにくいです。
こういう点も世の中からすると開かれていない点かと思います。

最近の日本のスタートアップでも、このディストリビュートの部分をテック化していくサービス、不透明な運用部分をテック化していくアプローチがよく見られます。
(オペレーション部分をよりテック化した技術が仮想通貨ということもできますね。)

なんとなくの印象でごちゃまぜにして言葉が発せられることが多いですが、しっかり中身を見ていくことが大切ですね。

以上影山からでした。

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