皆さんこんにちは。
いつもと違う雰囲気のこの写真。
まさに今、工事が進んでいるホテルの写真です。
以前この写真を公開したのが【Bulls企画室】です！
企画室では、ホテルがオープンするまでの様子をリアルタイムでご覧頂けます。
そんな【Bulls企画室】で今月はなんと、『初月分返金キャンペーン』をしています！
今日はそんな【Bulls企画室】でアップした過去の記事を一部公開します。
どうぞご覧ください。
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先日から天神では、Bullsホテルへリノベーションするための解体作業が始まりました。
建物がボコボコに壊されていく様子を見られる事はめったにない体験だと思うので、「すごいな！」と毎回興味津々です！
建物の解体からホテルが出来上がるまでの変化の様子は「Bulls企画室」に随時アップするので、よかったら見てくださいね！
影山です。
今日は、僕たちのような小さな会社にとっての「卸」の存在価値について書きたいと思います。
数年前に「卸不要論」が唱えられた事がありました。インターネットが盛んになったことで、直接「生産者・製造者」と「消費者・顧客」が、簡単にやり取りができるようになったからです。
大手総合商社はその頃からどんどん「投資業」に舵を切っていきました。エネルギー、食料など様々なものに投資をし、投資で設けられる仕組みを作っていきました。
要するに、インターネットの普及によって「卸売業はいらない！」となったわけですね。
僕も、同様に考えてました。
「オンラインで製造業者から直接商品を買うのが一番安いだろう」と。
通常、製造業者→卸業者→小売店→消費者という流れで僕たちの手元に製品が届きます。（B to Bの場合は少し変わりますが。）
そして各社が元値に対し、各々マージン（手数料）を足していきます。
例えば、元値が100円の製品→卸業者が10円のマージンを足す→小売業者が20円のマージンを足す→消費者は130円で製品を購入する、という流れです。
このロジックでいくと、オンラインで製造業者から消費者が直接商品を買うことができれば、100円で購入できます。中間業者のマージン分（手数料）、安くなりますね。
そして、この仕組みは製造業者の得る利益は変わることはありませんし、オンラインによって販売網の拡大もできます。
ここまでの話は、おそらく皆さんも容易に考えられる事かと思います。
しかし！実際は違うことが多いです。
ネットで製造業者から直接買うよりも、卸業者から購入したほうが安い場合が多いんじゃないかと思います。
その理由は2つ考えられます。
- バルク（同じものを大量購入する）で卸業者は購入するため、個人向けにばら(小ロットで)売りされているものよりも価格が安い
- 製造業者がネットで個人向けに販売しているものがあまり安くない
ここで、意外なポイントは（2）だと思ってます 。
ホテルに関わるものだと、例えば「ベッド」。
一般消費財ではないので少し分かりにくいかもしれませんが、ホテル運営においてベッドを購入する際、「注文」→「製作」が主な流れです。（個人向け製品は「製作」→「購入」）
この流れだと、(2)のように製造業者がネットで販売されているものを買うよりも、「注文を一括にまとめて」製作してもらう方が製造業者も楽にできます。
個人レベル(小ロット)のところの対応を1件ずつしていると手間がかかるので、結果、製作費用があがるという事ですね。「ネットは安い」というイメージがあるかもしれませんが、実態はそうではないということです。
そう、「注文を一括にまとめて」くれるのが卸業者なのです。
さらに、卸値と流通値の情報格差を使い、卸値よりも個人向けの価格を上げること(流通している値段に合わせる)ことで、製造業者は利益率を上げるというような行動に出ているのも(2)が想像以上に安い値段になっていない理由だと思います。
大手ホテルは部屋数の規模が多いので、自社オーダーだけでも製作費用を抑えられますが、僕たちみたいにまだまだ小さい会社の場合は一度に大量依頼をすることはありません。
僕たちの規模の会社がリアルビジネスを行う際は、卸業者に間に入ってもらうのが最善です。
そして、上手に卸業者とお付き合いをしていくことが大切だなと思いました。
以上、影山でした。
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いかがでしたでしょうか。
ホテル経営のリアルを知りたい方は、「3月だけ覗いてみる」という軽い気持ちで見てみてください。
以上、影山でした。
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