理系はビジネスにハマりやすい!? byカゲテツ

ビジネス

先日、仕事をするためにホテルに泊まってみました。
最近ORIGOには「仕事を進めるため」に宿泊してくださるお客様がいるので、どんな感覚なのか実際に確かめたかったからです。
感想は、騙されたと思って是非一度試してみてください!新鮮な気分で仕事ができてめちゃくちゃ良かったです。僕は定期的にホテルで仕事することに決めました!
影山です。

ご存じな方もいますが、僕は理系です!嘘ではありません笑
多くの方が影山は文系だと思っているかもしれませんが理系です。
だからなのですが、ビジネスがめちゃくちゃ好きです。
理系とビジネスの何が繋がっているの?と思うかもしれませんが、理系の方はビジネスを好きになる可能性が高いと感じています。

今日はこの繋がりから、ビジネスで必須となる仮説検証について話します。

さて、理系とビジネスは何が繋がるのか!?
小学校での理科の実験を思い出してください。
リトマス紙に液体を垂らすと色が変わる。
燃やす金属によって、火の色が変わる。
氷に塩を混ぜると周りの温度が0度以下になるなど、多くの実験をしましたよね。
僕はこの実験とビジネスはとても似ていて面白いなと思っています。

ビジネスは日々実験です。
それでは、ビジネスではどんな実験をしているのか。

例えば野村時代の営業を例で話します。
野村では1日100件の飛び込み外交をしていました。
その際に「挨拶で来ました」というと話を聞いてくれたのは3件。
翌日「為替が大きく変動したので、御社のビジネスのためになりそうな情報を持ってきました」というと会えたのは5件。
これからわかるのが「相手のためになる情報を提供した方が話せる確率が高そう」という仮説です。
翌日に今度は「コロナ渦の中で伸びている企業の特徴をピックアップした資料をお持ちしました」というと、同じく5件が話を聞いてくれました。
これで仮説はほぼ合っていると検証できます。

今回の例だと、事実から仮説を立てて検証しました。
また、課題に対して施策を出し、それがうまくいくかどうか検証して再度改善していく。
これらのビジネスプロセスは、理科の実験にとても似ています。
また、数学にも似ています。(実は僕は数学科です)

なので、ビジネスと理系はとても相性がいいと思いますし、数学を解くのが好きな人や理科の研究が好きな人は同じくビジネスにハマっていくと思います。
ただ、ビジネスでは変数が大きく違ったり、読みにくい「感情」というものが関わってくるので複雑さは増します。

ここまではビジネスは仮説検証(実験)の場という話をしました。
ここからは仮説検証をする上で大切な考え方を伝えます。
それは「最小仮説検証数」を意識することです。
随分前から言われていることですが、そう「リーンスタートアップ」の考え方ですね。

正確な定義は、是非調べてみてください。
要は、できるだけ早くサービスを世に出し、どんどん改善していきましょうって考え方です。
ここで大切なのは「早く改善する」ことですね。
そのために必要なのが「最小仮説検証」という考え方です。

例えば、電話営業を1000件します。
「このセールストークであれば、5%の可能性でアポがとれるだろう!」と仮設し電話をします。
優秀でない営業パーソンは、何も考えずに1000件かけます。

大切なのは、最小仮説検証を常に意識することです。
この発想を持っている営業パーソンなら、まずは20件にかけます。
1件アポが取れたら、60件までかけます。ここまでに3件以上アポが取れたら、最後まで電話をかけます。
2件しか取れなかったら、想定アポ率以下なので「なぜ下回っているか」要因を考え修正して、また20件試します。
こうやって最速で検証できる数値を意識しながらすすめることで、1000件というリストに対してのアポ獲得数に大きな差が出てくるでしょう。
これが最小仮説検証数を意識した進め方です。

ベンチャーは時間もお金も人も足りません。
だからこそ、この最小仮説検証数を意識して最速で改善し、2次関数的な成長を目指します。
僕たちBullsもこの考え方については甘いので、今年度は徹底的にこの最小仮説検証数を意識したビジネス作りをしていきたいと思います。
以上、影山でした。

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