皆さんこんにちは!
よくブログでも紹介している【Bulls企画室】。
「実際に何をしているんだろう…」という疑問にお答えするため、定期的にこのブログで【Bulls企画室】でアップした記事を一部公開しています。
今日はその第7弾です!!
過去の記事はこちらです。
第4弾 https://kagetetsu.com/release-bulls-planning-office-4/
第5弾 https://kagetetsu.com/release-bulls-planning-office-5/
第6弾 https://kagetetsu.com/release-bulls-planning-office-6/
今回ご紹介する記事は、コロナによる混乱の中でのビジネスチャンスの見つけ方が書かれています。
考え方の参考になれば嬉しいです。どうぞ覗いてみてください。
以下が実際に過去にサロンで掲載された記事になります。
================
今日は「ピンチをチャンスに変えるには」について書きたいと思います。
現在、コロナウイルスの影響で日本中が混乱の中にいます。
多くのイベントが中止になったり、企業がリモートワークを進めたりしていますね。
その他にも、人材業界では転職活動を控える人が増えたり(面接や説明会に出歩くのを控えるため)、メーカーでは製造のラインが成り立たなくなっています。
僕たちはホテルを作っている真っ只中ですが、部品がなかなか手に入らなかったりしています。
この状況は、日本にとってかなり大きな経済的ダメージです。
とはいえ、こういうピンチな状況は今後も山ほどあるのではないか、と思っています。
では、このような「ピンチ」を「チャンス」に変えるにはどんな発想をすれば良いでしょうか。
それは「起こっている事象一個一個を言語化し、それぞれを抽象化して整理すること」
そして「冷静に分析し、施策を打つこと」です。
今回のコロナウイルスについて考えてみましょう。
コロナウイルスの影響は、「病気になる」「恐怖感」「不安感」「外出を控えなければならない」など様々あると思いますが、もう少し大きな枠で捉えると2つのポイントがみえてきます。
(1)「人が集まる」ことが避けられる
(2)在宅勤務が増え、自宅滞在時間が増える
→外に出ることを控える
そして(2)をより抽象化すると、
1、仕事の細分化が進む
2、コミュニケーションコストの増大
まず1ですが、自宅勤務の人が増えることで、企業は「自宅で対応できる仕事」と「それ以外の仕事」をしっかりと分ける必要があります。
「この仕事は〇〇さんに」「この仕事は△△さんに任せる」という線引きが必要です。
そのため、企業はより細かくTo Doリストを作成し、解りやすい業務体制を整えていくでしょう。これは働く側からすると良い事ですね。
次に2について。
オフィスにいればお互いのコミュニケーションは簡単にとれますが、距離的に離れれば離れるほど、コミュニケーションは困難になります。
携帯電話、インターネットを経由するコミュニケーションの頻度が上がり、その分コストが上がります。
企業はこのコストへの対策を検討せざるをえなくなると思います。
そうなると、こういうのを整理する会社が伸びたり、会社でも在宅勤務をするのに必要になるポイントとなるのは、多くの方が想像できるでしょう。
では、この状況でチャンスはどこにあるでしょうか?
「(2)自宅滞在時間が増える」を例にあげると、僕は「広告のチャンスが広がる」と思っています。
自宅にいる時間が増えたらエンタメ(アマゾンプライムやNetflix)を見る時間が増えたり、自宅であれば音楽を聞きながらの仕事も可能なので、Youtubeを流しながら仕事ができます。
すると、必然的にYoutubeの広告を見る頻度が上がりますよね。
また、自宅から出れない(出たくない)のでネットショッピングの需要も広がってきます。
会員数を増やしたい企業は、今のタイミングは大きな広告を打つチャンスになるのかなと思いますし、働き方改革を進める(サービスとする)企業からするとチャンスだと思います。
このように、物事を抽象化していくことで現状を整理でき、「ここが伸びていくんだろうな」というポイントが見えてきます。そして、そこに大して施策を打つことができます。
どんな時代、どんな状況でもピンチは訪れます。
そのピンチをどうやってチャンスに変えるか。
しっかり事態を整理し、常に前向きに進んでいきましょう。
================
【Bulls企画室】いかがでしたか。
企画室では、メンバーの皆さんからホテルに関する意見を集め、それをもとにビジネスを動かしています。
スタートアップが成長していく過程や、ホテルが“0”から作られる過程を知りたいという方は、ぜひこちらから見てみてください。
以上、影山でした。
【オンラインサロン Bulls企画室】
コメント