【Bulls企画室】の中身を一部公開します!第13弾 byカゲテツ

ビジネス

皆さんこんにちは!
よくブログでも紹介している【Bulls企画室】。
「実際に何をしているんだろう…」という疑問にお答えするため、定期的にこのブログで【Bulls企画室】でアップした記事を一部公開しています。

今日はその第13弾です!!

過去の記事はこちらです。
第10弾  https://kagetetsu.com/release-bulls-planning-office-10/
第11弾  https://kagetetsu.com/release-bulls-planning-office-11/
第12弾  https://kagetetsu.com/release-bulls-planning-office-12/

今回ご紹介する記事は、9月17日に取締役 尾上が書いた「事件は現場で起きている」という記事です。
企画室では週に1度マーケティング担当の尾上が登場し、担当している事業報告やマーケティングについて掲載しています。
今日は彼が開業後に初めてORIGOに行った時のことが書かれています。
題名の意味も気になりますね。どうぞご覧ください。

以下が実際に過去にサロンで掲載された記事になります。

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【事件は現場で起きている】

皆様こんばんは。

ご存知の方も居らっしゃるかもしれませんが、尾上も先週から福岡のORIGOに来ております。
コロナのせいで中々来ることが出来ず、ORIGOに来たのは5月以来、影山と二人でベッドの組み立てをして以来となります。
開業後、
初めてORIGOに来てみて感じたことをお話したいと思います!

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現場を知ると良さがわかる

現場を知ると改善点がわかる

現場を知ると「青島確保だ!」と叫びたくなる

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まず、開業後初めてORIGOに来てみて思った感想は「おぉぉぉぉ、ホテルらしくなったじゃん」って感じです。というのも、私がORIGOでベッドを作った頃は、もう本当にベッドしかなかったからです。

そこからどれだけ変わったか。
まずはアメニティが置かれ、リネン(シーツやタオル)が用意され、ドライヤー・ハンガーラックなどの備品が整備されました。
そして、ブランドマネージャーの濱口の尽力により、棚が作られ、机が作られ、フロントがお洒落になり、殺風景な部屋が本当に味わいあるものになりました。
さらに、クラウドファンディングでのご支援により、八女茶が置かれ、ポップ看板が軒先に置かれ、階段がとっても綺麗でお洒落になりました。もう感動しかないです。

 現場に来てわかったのは、ORIGOはすごい進化しているということです。
ハード面は勿論ですが、ソフト面(オペレーション)もパートの方々や現場の子たちが日々改善を重ねてくれて、ホテルとして立派に運営できるようになっていました。

何もなかった5月。
漸く1件目の予約が入った6月。
そこから数カ月でここまで来たか、という感じです。

 一方で、改善点も見えてきました。

私は福岡滞在中は基本的にORIGOの空いている部屋に泊まっています。
そして、フロント体験や清掃・ハウスキーピング体験を行っています。
現場で体感することで、宿泊者目線でのホテルのハード/ソフトの改善点、フロントスタッフ目線でのホテルのハード/ソフトの改善点に気づくことができました。

宿泊者目線の話の前にWebサービスにおけるUI(ユーザーインターフェース:使いやすさ、見やすさ)の重要性をお伝えします。

例えば、Google検索(https://www.google.com/)ですが、もうこれは滅茶苦茶わかりやすいUIです。
「ここに検索したいワードを入れろ」と言わんばかりに、ど真ん中に虫眼鏡のついた枠があります。
WebサービスにおけるUIは、
ユーザーを迷わせたらダメです。
究極のUIにはマニュアルは要りません。

翻って、ホテルについてです。
まだまだ宿泊者が迷うUIになっています。

例えば、どこまで土足でいいのか、ダメなのか。
細かい話ですが、日本人の場合は、玄関のように一段上がる場合は何となく土足NGだと感じます。
ORIGOのフロントも基本は土足NGの場所は一段上がるんですが、逆にエントランスから一段下がったところも土足NGなんです(どういうことか気になる方は是非現地へ)。

「土足NG」って説明するなり、立札を立てるなりすればいい話ではあるんですが、UIを突き詰めれば宿泊者が迷わず直観で「ここは靴を脱ぐんだな」と感じられるはずです。
そして、説明されるよりも気づく楽しさがあった方がUX(ユーザーエクスペリエンス:体験価値)も上がるんじゃないでしょうか。

 というわけで改善点を挙げだしたらきりがないのでこの辺にしますが、やっぱり現場を見て、体感しないとわからないことっていっぱいありますね。
お客様の立場になってサービスを受けてみてわかることもいっぱいあります。
どれだけBullsやORIGOが大きくなったとしても、影山や私は常に
現場に顔を出したいなと思いました。

 さて、そろそろ締めたいと思いますが、目次の「青島確保だと叫びたくなる」の意味がわからないと思うので説明します。

同年代の方がほとんどなのでわかると思いますが、『踊る大捜査線 THE MOVIE』で室井が青島に告げた言葉です。
上層部の縄張り争いなどに辟易した青島が「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と叫んだことに呼応するように室井も叫びました。

何が言いたいかというと、「権限移譲していきたい」という話と、「現場の声を大切にしたい」という話です。

リッツカールトンの各スタッフは1日2000ドルの決裁権が与えられています。
お客様のためになるなら、1日誰でも20万円使うことが許されているんです。

これは極端な例ですが、今回は(今のフェーズは)私が感じたことを現場に伝えようと思いますが、将来的には「現場が一番正しい」という状態にしていきたいと思っています。
それがORIGOをより良いホテルにするためには必要だと思っているからです。
そう思えるだけの可能性を現場に来て感じました。

 以上、ご清覧有難う御座いました。

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【Bulls企画室】いかがでしたか。
企画室では、メンバーの皆さんからホテルに関する意見を集め、それをもとにビジネスを動かしています。
最近は好調なシェアサロンに関する情報更新が多いです。
スタートアップが成長していく過程や、ホテルが“0”から作られる過程を知りたいという方は、ぜひこちらから見てみてください。

以上、影山でした。

【オンラインサロン Bulls企画室】

「Bulls企画室」について
株式会社Bullsが運営するオンラインサロンです。 「Bulls企画室」では、株式会社Bullsがスタートアップとして活動していく中での気づきや失敗、社長である影山が考える新しい観光事業、現在とりかかっているプロジェクトなどを赤裸々に公開し、メンバーと共にホテルテックというスキームでアジアNo.1の観光事業目指し突き進んでいきます。

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