前回、大手企業について書きましたが、今日はベンチャーをメリットとデメリットをまじえ、書いていきたいと思います。
(ベンチャーとひとくくりに言っても色々ありますが、私が所属していた従業員50名くらいが主なイメージです。)
ベンチャーのメリット
1.裁量が大きい
ベンチャー企業は、1人1人が活躍していないと普通にすぐ潰れます。
なので、1人1人の責任が非常に大きいです。
それこそ、新卒が入社して3か月で事業部のマーケティングのメイン担当をしていたりすることもよくありますし、私自身も入社早々に事業を任せてもらいました。
2.優秀な人と一緒に働ける
大手と比べ、配属リスクが非常に少ないのが特徴だと思います。
面接した人の、すぐ側で働くことができたり、教わりたい人にすぐ教われる環境です。
大手だと、面接した人とはほぼ一緒に働けないどころか、どこの地域で仕事をするかさえ、わからないこともあります。
3.経営を目の前で感じられる
ベンチャー企業だと、目の前に社長や経営陣がいます。
私は50名程度の企業に所属していましたが、自分の業務がダイレクトに会社全体に影響を与えます。
例えば、自分のやっている業務の進捗が、全体の会議で話題になり、
それによって、会社が大きく動いたり、成長したりしていきます。
また、経営陣の決定を直接経営陣に聞くことも可能です。
このように目の前で経営を感じることが可能です。
4.様々なスキルが同時に覚えられる
ベンチャー企業は、まだ業務も固まっていないですし、やることもどんどん変わります。
私も実際、営業、新規ビジネス作り、マーケ、人事、法務、契約書作り、メディア作りなど本当に幅広い業務を経験しました。
このように、多くのことを同時に学ぶことが可能です。
ベンチャーのデメリット
1.ブランドがない
良くも悪くもブランドがないので、自分自身で様々なビジネスを作ってブランドを構築していかないといけません。
友達に話しても、知ってもらっていることは少ないでしょう。
2.業務量が多い
ベンチャー期は会社が生まれたてで、『生きるか死ぬか』の状態なので、業務量が非常に多くなること多々あります。
私自身は、暇な時間があれば仕事や自己研鑽をしているタイプなので、それでも問題ないのですが、激務な時があることへの覚悟が必要かもしれません。
3.会社が成長しないことがある
ここについてが、一番のリスクかと思います。
昔、とあるメガベンチャーの取締役に話をお伺いする機会がありました。
そのときに「成長はすべてを解決する」という話をしてもらったのを今でも覚えてます。
ベンチャーにいるからには、社員達の多くは会社を成長させたいと思っているはずなのですが、
それなのに、会社の成長が止まると、会社の空気が悪くなっていき、負の状態になってしまいます。
なので、成長し続ける会社を選ぶことが非常に重要です。
ただし、成長し続ける会社かどうかを判断するのは非常に難しいところでもあります。
2回に渡って、「大手」「ベンチャー」のメリットデメリットを書きましたが、
どっちがいいということは個人的にはないと思います。
1人1人が将来の想いに向かって最短の道を歩けることが大切なことです。
弊社も、一緒に走ってくれる仲間を募集しているので、
もしベンチャーのキャリアに興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください!
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