Bullsの事業は、まずホテルを作ることからはじめます!
ホテルビジネスを始めるための初期費用は、数千万円かかります。
ベンチャー企業の初期投資としては、なかなか大きい金額です。
さらにお金もそうですが、いい立地の物件が必要になります。
このように、ホテルを始める際には
- 物件
- 資金
が、必要です。
“物件”を見つける条件を、さらに分解すると
- 場所
- 築年数
- 賃料
- 間取り
と、判断軸が分かれます。
今日は、この物件の中でも“場所”の決め方について書いていきます。
現在、僕が狙っているエリアは、名古屋・博多です。
これは
・不動産価格
・インバウンドの状況
・他のホテルの稼働率
・他のホテルの料金
・人脈の有無
などの条件が揃っているからです。
上から4つ目までは、ネットで調べたりヒアリングしたりすることで、十分情報を集められます。
不動産価格は、オフィス価格や住宅価格を見れば、都内とどれだけ違うかがわかるでしょう。
インバウンドの状況も、国が出している資料にいくらでも書いてあります。
これらの情報をみて難しいと判断したエリアは、そもそも止めたほうがいいでしょう。
その上で、場所を決めるのに優先度を上げるべきは“人脈の有無”ではないかと思います。
これには、理由があります。
例えば、株式はどこで買っても同じ値段です。また、コンビニのおにぎりも同じコンビニで買う限り、同じ値段でしょう(たまに、特別セールがあったりもしますが)。
この様に、均一化されているものに関しては、同じ値段のため価格の透明性が高い状況です。
しかし、不動産はどうでしょうか?
1件1件販売していきますし、人によって同じ土地の価値を100と判断したり300で判断したりすることがあります。
これは、相対取引だからです。
情報を持っている持っていないの差が、ビジネスになっています。
ここで、先程のホテル物件選定に戻りましょう。
ホテルの物件も、
「この物件空いてます!」とか「これから空きます!」
のような情報が公に出回ることは少ないです。
ましてや、物件オーナーの理解も得て「ホテルを一緒にやっていきたい!」と思ってもらえるのか?も含めると、圧倒的に情報量が少ないです。
その際に大切になってくるのが“人脈”です。
「〇〇さんの物件が空くらしい」とか「○○さんにBullsのホテル話をしたら、興味を持ってもらったから繋ぐね!」とかです。
このように、人脈によってどんどん情報が集まります。
ホテルの物件探しは公になっていない情報が多いからこそ、人脈のあるエリアを選ぶことが非常に大切です。
僕の場合は、昔名古屋に勤務していたことや、ご支援頂いている方々が名古屋や博多に強みをお持ちということから、このエリアの優先順位をあげています。
ホテルビジネスに限らず、情報が出回りにくいマーケットや、相対ビジネスが主流だったりする時は、人脈があるかどうか(作れるかどうか)が大切です。
以上、影山からでした。
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