影山式 育成方法 byカゲテツ

チーム

最近は朝が早くなって、何もない日でも7時半から動き始めて、夜の12時には寝るという規則正しい生活になりました。
すると、10時前までが集中して物事を考えられる時間なことに気づきました。
影山です。(全然面白いこと書けなかった笑。いつも面白いこと書けてはいないが…)

今日は「僕が実践しているOJT」について話します。
これはまだ型化できていないですし、どんな人にも有効かを検証できていませんが、個人的には前職のZUUのときから実践していることです。
そんな人材育成の仕組みの一部を共有しますね。

【交換日記型振り返りシートを毎日書く】

シートの内容は

今日良かったこと(3つ)
今日できなかったこと(3つ)
要因
改善点/伸長点(3つ)
その他コメント
影山からのコメント

です。そして、このシートは僕とその人以外は絶対見えないようにします。

とてもシンプルですけど、皆さんどうでしょうか?
自分自身の振り返りができていないことは多いのではないでしょうか?
では、この振り返りの狙いをお話しします。

1.お互いを知れること

日々の業務が忙しく、コミュニケーションは最低限になりがちです。
そういう中で、コミュニケーションを担保する仕組みがこの振り返りシートです。
このシートを見ると相手の悩みや喜びなどを一緒に共有でき、しっかり時間をとって対応ができます。
それがその子の理解に繋がり、僕自身の育成の振り返りになります。

こういうのを面倒くさがる人もいますし、毎日書くのもお互い大変ですよね?
でも、自転車をこぎ出すのは力がいりますが、一定時間こぐと楽になるのと同じように、このしくみも慣れれば楽です。
何より仕組みで担保することが大切です。

これをリアルにやっているのが、野村證券のインストラクター制度です。
これは世間一般のOJT制度にあたります。
野村のインストラクター制度では、毎日朝の打ち合わせと締めの打ち合わせをおこないます。
そこでは、今日の目標、成果、ロープレ、など様々な話をします。
そうやって、1on1で成長を促す仕組みができあがっていて、それが当たり前になっています。
野村證券の育成の強さはここにあります。
ただ、野村證券のようにお互いの時間を毎日30分~1時間とることは僕らには厳しいので、現実的に落としたのがこのシートです。

2.PDCA力がつく

このシートを埋めるためには必要なことがあります。
当日の動きを決めたり、目標を考えておくことです。
そうしないと、シートの記入中に手が止まります。
なぜなら、無意識に自ら基準を設けないと、良かった・悪かったの判断(check)ができないからです。
そして、その要因(ギャップ)を考えて、調整案(act)をだす。
これは完全にPDCAサイクルと同じですね。
これを毎日やります。
どうでしょう?めちゃくちゃ成長思想じゃないですか笑

これに慣れていくと、日々の目標の言語化・週ベースの振り返り・月ベースの振り返り・四半期・一年となっていきます。
もちろん「未来から逆算した方がいいんじゃないの?」って方もいると思いますが、未来から考えると出だしが遅くなり、運用にのせるまでに時間がかかります。
だから、未来の話をしつつも、まずは動かせるラインで進めることが大切です。

まだまだこのシートの活用は最適化できるはずなので、随時アップデートしていきます。
以上、影山からでした。

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